のどに優しいだけじゃない! カリンで美肌に?
駒ケ根高原の8月。
水面に映る駒ケ岳の写真で少し遊んでみました。
風が秋を運んできて・・
自然に癒されて体調を整えたいところです。
今回は収穫が待ち遠しくなってきた
カリンの美容効果をまとめてみました。
目次
1. カリンとは
2. カリンの美容効果
3. カリン 種の優れた保水性
4. カリンエキスの魅力
カリンとは |
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カリンは芳香と酸味からかんきつ系の果実と思われがち。ですが、じつはバラ科なんです。
くだものとしては硬くて渋くて生では食べられません。硬い皮でおおわれていて切るのもカボチャより大変。
平安時代に空海が中国から苗を持ち帰ったと記録があるそうです。
中国(原産国)ではカリンの効用を「杏一益、梨二益、カリン百益」と言っているとか。
薬用や芳香剤として2000年も前から使われてきたとは、すばらしいですね!
ややこしいことに、信州ではよく似たマルメロ(トルコ周辺が原産)もカリンと呼んでいます。
「本かりん」という呼び名は、マルメロとは違う本当のカリンの総称です。本カリンにもたくさんの種類があります。
春に咲く桜の花サイズの花は、近づいて見るとドキッとするほどの存在感。
晩秋から初冬の景色の中で黄色からオレンジのひときわ目立つ大きな果実に育つまで、ほとんどの人は気にもとめずにいると思います。
カリンの美容効果 |
*食品として のどを潤す、むくみ予防、疲労回復、美白効果etc.
*スキンケア 高い保湿効果から乾燥対策や肌を整え改善するための基礎化粧品に配合(化粧水、乳液、クリーム、ローション、美容液etc.)
また、皮脂産生を抑制する抗炎症作用により、健常な皮膚を維持し皮脂トラブルの予防に
*入浴剤 美肌効果、疲労回復、新陳代謝の促進
*芳香剤 カリンの芳香によるリラックス効果
【カリンエキスに含まれる主な成分】
抗酸化作用の強い天然のポリフェノールやビタミンCが豊富です。
(酸化作用とは、例えばリンゴのスライスや釘が空気に触れて茶色に変色していくことです。肌は紫外線の影響もあり体内よりも酸化されやすいので、肌トラブルの予防に抗酸化物質を取り入れたいですね。)
カリンポリフェノール
強い還元力。 肌の老化、くすみ、ソバカスの予防。 肌の収れん効果や抗菌・抗炎症作用も。
ビタミンC
メラニン色素の生成を抑え、シミそばかすの予防。 コラーゲンの生成をうながす働きで、美肌、美白効果。
リンゴ酸、クエン酸
収れん作用で肌や毛穴の引き締め効果。
ペクチン
とろみの素で多量に含まれ、肌をしっとり保湿。
トリテルペン化合物
殺菌作用、のどの炎症を防ぐ香り成分。
カリンの種 優れた保水性 |
驚くべき保水力の秘密は?
▼水に濡らすとネバネバのトロットロ状に
カリンの種は、環境のきびしい新天地へ運ばれても命をつないでいく為にゼリー状のコーティングで守られています。
動物に食べられてもツルンとした種はかみ砕かれず、消化液に溶けもせず、排泄されるとちゃんと芽が出るように仕組まれています。
芽を出すまでの水分確保として、大量のカリンペクチンの繊維と粘性が強力に保水します!
カリンが命を繋げていくための知恵は見事ですね。
天然のトロミ成分はのどの保湿、殺菌だけでなく、スキンケア成分としても理想的。オイル無しでしっとり潤い、毛穴を塞ぐこともありません。
カリンエキスの魅力 |
保湿 優れた保水性でスキンケアとして
冬でもオイルいらず
ベタつかないしっとり感
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抗酸化作用 紫外線などの肌ダメージ予防
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収れん作用 天然の有機酸が肌を引き締め
キメを細かく整える
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かりん香の「トライアルセット」も是非一度お試しくださいね。
保湿液と石けんの2ステップでスキンケアは完了です!
▼地元産の無農薬、無肥料のカリンエキスを潤沢に配合しました。
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まだまだ書き足りない魅力いっぱいのカリンの紹介でした。